令和3年度竜丘小6年生

【令和3年度】竜丘小学校6年生★竹育活動報告

━ 天竜川鵞流峡復活プロジェクトからのお知らせ ━

令和3年度竜丘小学校6年生は、コロナ禍においてもあきらめず、天竜川鵞流峡復活プロジェクトと共に地域と竹についての学びを深めました。
一年間の活動と成長を子どもたち自らがまとめたページです。
ぜひお楽しみください。


━ はじめに ━

僕達は「天龍鵞流峡復活プロジェクト」の活動をしています。
【活動内容】

●竹の伐採
●タケノコ採り
●メンマ販売
●竹筏
●竹のパーテーションづくり
などをしています。 ・・・・・他にも色々なことをしました。


━ なぜこのプロジェクトを始めたのか ━

●鵞流峡の竹が伸びたりゴミの不法投棄のせいで鵞流峡が汚くなりそれをきれいにするために鵞流峡復活プロジェクト始動しました。
●最初の天竜峡は、竹が多くゴミは捨てられていました天竜峡というよりゴミ捨て場のように見えました。なのでこの我流挟復活プロジェクトが作られました。そして今、鵞流峡の美しさが保たれています。
●流峡が竹だらけで暗くてゴミの不法投棄が多くなったから。
●舟から見た様子が悪いからきれいにした。


の伐採!! ━

私達は、鵞流峡復活プロジェクトのみなさんと、竹の伐採を体験しました。場所は、駄科旭松工場付近の竹林です。プロジェクトの方に説明をしていただきながら、竹を切っていきました。

【やってみての感想】

●竹の伐採をするのが楽しかった。
●竹を切るのは難しかった。
●竹の伐採は意外と楽しかった。
●ノコギリで竹を切るのは難しかった。
●ノコギリで怪我をしそうになった。
●場所からの眺めは最高!!
●天竜川がきれいだった。
●教えてくれた先生はすごく竹を切るのが上手だった。
●また竹を採伐してみたい。

【竹の切り方】

●服装 ・長そで長ズボン ・軍手 ・ヘルメット
①まず、竹を倒す方向を決める。
➁根元に近い場所に受け口をつくり切る箇所を定める。
➂できるだけ上の方で竹を支えながら道具で竹を切る。
●竹は水揚げが止まる秋口から冬までの期間が伐採には最適です。大体の目安はお盆明けから12月前後くらい。

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━ たけのこ採り ━

【活動内容】

私たちは鵞流峡復活プロジェクトの代表者の曽根原さんたちと一緒に鵞流峡にたけのこを採りに行きました。たけのこを採ったのは 急斜面で足元が滑りやすいところでした。竹の切り株に掴りながらゆっくり降りていってたけのこ採りました。

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たけのこは根元の方を切ります。実際にたけのこを切ってみると 中からたくさん汁が出てきてびっくりしました。切ったたけのこは ロープを使って上の道路に上げました。

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【感想】

初めてタケノコ採りをしました鵞流峡はかなり急だったので滑り落ちてしまいそうでした。でも友達が手を貸してくれたので嬉しかったです。 斜面は怖かったけど友達と声を掛け合いながら安全に降りることができました。たけのこを切ったのは初めてだったけど地域の人にサポートして頂いてうまく採れました。貴重な体験ができて嬉しかったです。


━ たけのこの加工(自分たちがやった工程) ━

●たけのこを取ってきたら、竜丘自治振興センターのうらに持ってきて皮をむきました。
●次に5cm〜10cmくらいの大きさで切りました。柔らかいところだけをメンマにするので、硬いところと柔らかいところを分けました。柔らかさは包丁をいれてみると分かって、包丁がスッとはいるところが柔らかくて硬いところは包丁が入りにくかったです。

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●たけのこを切ったあとに大きな釜で茹でてアクを取りました。茹でている途中で味見をして、あくが強いかどうか確かめる。そこからあとは谷口醸造さんが加工してくれるそうです。

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●モウソウチク(200cm〜それ以上でも使えるところがある)を節を切り去った後縦半分に切る。
●ゆでる時には、穂先とそれ以外にところにわける。
●茹でている途中で味見をして、あくが強いかどうか確かめる。

【たけのこを加工してみての感想】

●たけのこを切るのが楽しかった(もみじ🍁さん)
●皮を取るのが気持ちよかった(たけまっちさん)
●たけのこが柔らかかった(ばんたんさん)
●アク抜きしたあとのたけのこ美味しかった(こうし🐮さん)
●大きな包丁を持つのは少し怖かったけど初めての体験ができたので良かったです。(桜桃🍒さん)
●たけのこを切る感覚がとても面白かったですー(たけりっち🐜さん)


━ 竹いかだ!! ━

僕達は竹の伐採をして、その竹を地域の方や天龍鵞流峡プロジェクトの方達と一緒に「竹いかだ」を作りました。作り方を教えてもらいながら、いかだを各クラス1個ずつ、作りました。出来上がったいかだでクラス対抗「いかだリレー」をやりました。
 最初は3組が優勢でしたが徐々に1組に抜かされ結果は・・・・・・・<1位:2組><2位:3組><3位:1組>でした〜!

【「竹いかだ」をやってみての感想】

●校長先生とルーシー先生をプールに落としたのが面白かったし、楽しかったです。(毎年落とすのが恒例行事です!)
●みんなでいかだを漕いで競争したのが面白かったです。 竹いかだを作るのが大変だったけどみんなで協力してできて楽しかったです。

竜丘小6年生
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━ 竹パーテーション作り 避難所体験 ━

【活動内容】

飯田市危機管理室の方にきていただき、避難所での生活などのことを教えていただくとともに避難所でのパーテーションを竹を代わりに使って、竹パーテーションを作りました。そして、実際に完成した竹パーテーションの中で入って寝てみたり、ご飯を食べたりしました。
下記の竹パーテーションの作り方も是非見ていただけると嬉しいです!

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【竹パーテーションを作ってみての感想】

●初めての竹製パーテーションづくりだったけど、教えてくれたとおりにやったら作るのが苦手でもうまく作ることが出来ました。 (トムヤムくん)
●竹パーテーションを組み立てるのは意外と簡単だったけど、最初は紐を結ぶのが少し大変でした。でも教えて下さる方々のおかげで、楽しくしっかりと出来ました。中は意外と広かったです。

竜丘小6年生
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新聞社などもきてくれました!!


━ 谷口醸造さんの話 ━

【天竜いなちくができるまで…】

①たけのこを山で収穫。
➁たけのこの皮を向く。
➂たけのこを切る。(噛み切れるくらいの硬さの部分だけ使う。)
④たけのこのアクを抜く。大きな釜でアクを抜く。
(⬆までは自分たちもやったところ)
➄谷口醸造さんの所で塩漬けをする。 (約半年熟成する)
⑥選別する。硬い部分や小さなものなどを取り除き、良いものだけにする。
➆脱塩する。大きなタンクで水を一晩流して塩を抜く。
⑧鈴ヶ沢南蛮を入れる。鈴ヶ沢南蛮とは、信州の伝統野菜に認定されている唐辛子。
➈計量・包装をする。g(グラム)の計量、袋詰を機械で行う。
➉殺菌、検品をする。殺菌のための機械でする。また、機会を使って検品した後、人のでもチェックする。
⑪自分たちの作ったラベルを貼る。
完成

竜丘小6年生

【谷口醸造さんの話を聞いて…〈インタビュー〉】

●谷口醸造さんは、機械だけじゃなくて自分たちの目でチェックしていてすごく手間がかかっていると思った。(桜桃さん)
●意外と作る期間が長いと思った。(ゆう次郎さん)
●メンマづくりには、たくさんの時間がかかっていてびっくりした。(バンタンさん)
●美味しいメンマができそうだと思った。(久保建英2世さん)
●本当に竹からメンマが作れるか心配になった。(権三郎2さん)
●メンマを作るのにはいろんな工程があって面白かった。(いちごさん)
●メンマの作り方が1から知れてよかった。(ブルーベリーさん)
●普段お店に売っているメンマがどのような工程でつくられるのか知れてよかった。(たけりっちさん)

【谷口醸造さんの話を聞いて…〈インタビュー〉】

●1926年から約95年ほど続いている。
●会社名は、谷口醸造株式会社。
●主に漬物を製造、販売している。
●約70人程が働く食品メーカー。

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━ メンマラベル講習会 ━

【活動内容】

伊藤たかこさんから、ラベルとデザインの話を聞きました。初めにラベルの話、次にデザインの話を聞きました。

●ラベルは、主人公を考えて描くそうです。メンマと同じ色を多くすると、メンマが目立ちにくくなるから同じ色をあまり使わないようにすると、良いそうです。
●ラベルとは、袋についている、商品名の載っている、ラベルが表ラベル、袋の裏にある細かいことが書いてある、ラベルは裏のラベルです。袋の裏面についているアレルギーのある物が書いてあったり、作るときに使った素材が書いてあるラベルは、法律で必ずつけなければならないそうです。
●デザインとは、まず問題点から問題を見つけ、どうすれば問題を解決できるか考え、計画してからそれを形にする。これがデザインと言います。
●デザイン=デジナーレ(デザインはラテン語でデジナーレと言うそうです)デジナーレ=計画、設計、デザイン 文章 動画などは、感動を伝える事です。
●デザインを考えるコツは堂々と目立つように描くと、良いそうです。
●キャラクターを考えるときには。NGイメージは、アニメやゲームキャラクター、他の人の作品はNGで す。なぜなら、みんなで協力して作ったっメンマだからこそ他の人のを使わず、オリジナルのほうが良いからです。
●NGワードは、安心安全、地域はNG。なぜなら、普段の会話に安心安 全、地域は言わないからです。
●注意ラベルを作るときに黄色など同じような色を使いすぎると見にくい事があるのでなるべくやめましょう❗

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━ 今まで活動してきた感想 ━

●毎年やってきている活動に私達の学年も参加できてよかった。様々な体験や販売の活動を通して、竜丘の地域や環境問題についてより深く考えることができる子が増えました。竜丘地区がより好きになってくれていたら良いなと思います。また、次の学年にこの素晴らしい活動を繋げていきたいと思います。
6年3組担任 宮下 快 先生
●竹を使ったいろんな遊びなどを知れてよかったです。 リートさん
●毎年6年生がやっている鷲流峡プロジェクトを引き継いで、みんなで協力して活動できたので良かったです。 Asa Makiさん
●竹を使って、いろいろ作ったり遊んだりして楽しかった。 りくっちさん
●竹のいろいろな使い方がわかった。みーくんさん
●竹でいろんな遊びができて楽しかった。 こうきんさん
●竹で、たくさん活用できるものを作れることをしれて、良かった。 山口 実桜理
●前の六年生がやっていてとても楽しみだったので、実際にできて嬉しかった。坂井 洸史朗
●環境を守ることができて嬉しかった。田中 琉晶
●前の六年生がやって来たことを自分たちもできてよかったです。 高山 蒼太
●竹で、いろいろなものが作れるとわかったし、プロジェクトも地域に貢献できてる感があって良かった。 村松 恵太
●毎年行われている鵞流峡のプロジェクトに参加できて嬉しかった。林 誓士郎
●昔の六年生たちがやっていたことを僕達が引き継げて嬉しかったです。 坂井 そうしろう
●地域のために活動できてよかった。 秦 樹生
●普段できない貴重な体験ができてよかった。 石黒 耀子
●始めてやったけどいろいろなことをうまくできてよかった。 齊藤 火乃華
●最初は、ちゃんとできるか心配だったけどみんなとうまくできてよかった。 木下 尋太

━ 「天竜いなちく」オリジナルデザイン・ギャラリー ━

「天竜いなちく」商品ラベルの竜丘小オリジナルデザイン案をまとめました。力作をご覧ください。